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令和4年度第1回幹事会がオンラインで開催されました。
2022年06月17日(金)
6月14日(火)午後3時から、量子イノベーションイニシアティブ協議会 令和4年度第1回幹事会がオンラインで開催されました。
本協議会会長(株式会社みずほフィナンシャルグループ取締役)佐藤康博から開会挨拶が行われた後、日本アイ・ビー・エム様よりIBM Roadmapの最新版及び新川崎に設置された量子コンピュータの現状について報告されました。その後、令和4年度活動計画について報告され、幹事会の最後には、会員ごとに取組み事例の紹介が行われました。
株式会社豊田中央研究所の佐藤勇気研究員がPhysical Review Aに掲載された下記論文の紹介をおこないました。
ポアソン方程式をエネルギー最小化問題の枠組みで解く変分量子アルゴリズムについての提案で、少ない量子回路数で厳密解とよく一致する解が得られることに関して説明がなされ、活発な議論がおこなわれました。
“Variational quantum algorithm based on the minimum potential energy for solving the Poisson equation”
Yuki Sato, Ruho Kondo, Satoshi Koide, Hideki Takamatsu, & Nobuyuki Imoto, Physical Review A (2021), 104, 052409
https://journals.aps.org/pra/abstract/10.1103/PhysRevA.104.052409